黒猫の音楽くらぶ

音楽を聴くことが大好きな医学生。音楽以外に日常の話とかもするかも。

天才的なセンスを感じるオススメ邦楽5選!

こんにちは。かものはしです。

 

今回はジャンルにとらわれす、かものはしが素直に「これはすごい!」と楽曲の作り手やボーカルの突き抜けた才能やセンスを感じた曲を5曲集めてみました。すごく抽象的な表現ではありますが、特にサビはイチオシの出来を誇る曲ばかりです。かものはしの音楽ライフを通して見ても圧倒的に良くできてる曲を集めたので、聴いて後悔させることは絶対にありません!ぜひ一度お試しあれ。

 

アニソンと洋楽大好き人間がJpopを紹介するということもあり、同じジャンルを聴く方はこの記事に載っている曲が新たに好みにハマる可能性も大いにあるかも…?

それでは、どうぞ!

 

ピースサイン / 米津玄師

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飛ぶ鳥を落とす勢いの米津玄師ですが、個人的に最も印象に残った曲はこれ。軽快なメロディ、何かに立ち向かう強さを感じさせる独特の言い回しが光る歌詞、高音パートのサビの爽快感と三拍子の揃った佳曲だと思います。これもよく売れた曲だとは思いますが、これよりも強いヒット曲を複数持っているところが米津さんの凄いところ。どんだけ引き出しあるんだ…

かものはしはまだ米津玄師の存在すら知らなかった時にたまたま店のBGMでこの曲を聴き、キャッチーなサビに惹かれて即検索。今では米津ワールドにどっぷりハマるファンの一員です。一度でいいからライブ行ってみたい…

 

シャルル / バルーン

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本ブログ初となるボカロ。ボカロソフトのflowerは割と人の声に近い声を出せるソフトだと思うので、ボカロに苦手意識のある方にも食わず嫌いせずに聴いてもらいたい一曲。イントロからの鳴り響くギター音がめちゃめちゃカッコいいのと、サビのボカロならではのスーパーハイトーンボイスの2つが大きな魅力となっている一曲です。カッコいいメロディとはやや対照的ながら、歌の内容は男女の愛情のすれ違いを歌ったものとなっており、これまた味わい深い仕上がりとなっています。

味のある風刺イラストで人気のアボガド6が手がけるビデオは本当に美しいので必見。ただでさえ素晴らしいこの曲の価値を大きく引き上げてくれていると思います。サブカルならではのクリエイティブでいいビデオが制作されることの多いボカロというジャンル、これからも繁栄して欲しいですね。

 

 

白日 / King Gnu

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今個人的にイチオシのKing Gnu(キングヌー)のこの楽曲、彼らの楽曲の中でも突出したセンスを感じられる仕上がりとなっています。最大の特徴はその独特の構成でしょう。従来の「Aメロ→Bメロ→サビ」のようなだんだん盛り上がっていく構成をとっておらず、イントロのボーカルソロが終わってからのパートはどれをとっても非常に耳に残るものとなっており、聴けば彼らの表現の多彩さはもちろん時代の一歩先を行った音楽性が感じられることでしょう。歌詞は理解できるようでなかなか難しい内容を扱っている印象。前向きなのか後ろ向きなのかもなかなか意見が分かれそうなところですが、「これまでの自分を受け入れて先へ進もう」というメッセージが根底にある曲だとかものはしは解釈しました。

つい先日最終回が放送されたドラマ「イノセンス」の主題歌にも起用されたこちらの楽曲、Apple Musicでは首位争いをするほど人気のある楽曲となっています。昨年から話題にはなっていたバンドではありますが、今年は本格的にブレイクしてきそうです。これからが本当に楽しみなアーティストですね。

 

バッハの旋律を夜に聴いたせいです。 / サカナクション

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実はかものはしが始めてラジオで聴いた曲がこの曲。ボーカルで作詞作曲も手がける山口一郎が織りなす不思議な世界が魅力です。全体としてはEDMの要素も交えたノリの良いサウンドに乗せて淡々と歌われており、あまり変化の多い楽曲というわけではないものの、サビのコーラスがいいアクセントとなっており飽きが来にくくて何度も聴きたくなる一曲だと思います。

ビデオも楽曲の不思議な世界観を反映したものとなっており、歌詞と映像の意味を考えながら観るとより一層深い世界へと入っていけると思います。サカナのビデオは示唆に富んだ内容のものが多く、観ていて本当に楽しいですね。

 

朝焼けと熱帯魚 / ぼくのりりっくのぼうよみ

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 今回のラストを飾るのはこちらの一曲。邦楽としては人気の出にくい印象のあるラップ曲ではあるものの、メロウなサウンドに乗せたメロディアスかつテンポのいい流れるようなラップは既存のラップ曲のイメージを崩してくれるかも。とにかくスタイリッシュでお洒落な雰囲気を感じる一曲で、特にサビ終盤「つかの間の幸福を〜」での畳み掛けるようなテンポの良さはハマると頭にすごく残ると思います。

実はアニメ「刻々」のEDだったりもします。(かものはしは初めそのことを知らずに聴いて好きになりました。)この曲を歌う弱冠21歳のラッパーであるぼくのりりっくのぼうよみは今年始めに音楽活動を終えてしまいましたが、彼の生み出した音楽のインパクトはしばらく音楽界に残り続けるのではないでしょうか。

 

以上5曲、いかがだったでしょうか。これからもジャンルにとらわれない形式の記事はちょくちょく書いていきたいなと思ってます。世界を広げてみたいリスナーの皆さんはこれからもぜひお立ち寄りくださいな。

 

ではでは。

 

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「朝焼けと熱帯魚」が収録されているアルバム「Fruits Decaying」のジャケット。ぼくりりのジャケットはトリックアートのようになっているのが特徴で、見ていて楽しい。