黒猫の音楽くらぶ

音楽を聴くことが大好きな医学生。音楽以外に日常の話とかもするかも。

ポップスの新星Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の2ndアルバム「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」 全曲レビュー!【前編】

こんにちは!かものはしです!

やはり大学が忙しくて週一くらいでしかブログが更新できない日々が続いています。これからも細々とではありますが続けていきたいと思っているので、ぜひこれからもお時間のある時にはお立ち寄りを。

 

さて、今回はが大注目のポップシンガーBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の2ndアルバム「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」に収録されている楽曲を一曲ずつレビューしていきたいと思います!ジャケットはなかなかホラーな雰囲気を醸し出しているものの、楽曲自体は「怖い」わけではないです笑。

 

「全く新しいタイプのポップスター」と呼ばれるBillie Eilishの特徴である凄みのあるダークな曲調や、内容の深い歌詞を17歳とは思えない器量で歌いこなす表現力を存分に味わえる一枚ですので、未試聴の方はぜひこちらから聴いてみてください!下の方にはかものはしの独断と偏見に基づいた採点もしてあるのでよかったらそちらもご参考に。(平均2.5点、5.0満点。)

 

それでは、どうぞ!

1.!!!!!!!

響きわたる高笑い。わずか14秒のイントロですが、Canadian Hot100ではアルバム自体の圧倒的人気から79位にランクイン。歴代で最も短い楽曲として同チャートに名前を刻んでいます。(-/5.0)


2.bad guy

今のところアルバム1番人気はこの曲。曲全体を通して響く重低音およびフックのメロディーと共に、ラストの危機的な曲調変化がこの曲を強く特徴づけるポイントの1つだと思います。彼氏に暴力を受けながらも関係性の主導権は自分にあり、"bad guy"は自分であると歌われています。(3.5/5.0)


3.xanny

エフェクトがたっぷりかかったコーラスパートが耳につく一曲。タイトルのxanny(ザニー)は薬物xanax(ザナックス)に由来しており、曲中では「私にxannyはいらない」とキッパリ薬物を拒絶しています。(3.0/5.0)


4.you should see me in a crown

本作におけるかものはしのイチオシはこちら。タイトルは「王冠を被った私を見るべきよ」とでも訳せば良いでしょうか。コーラスではこのタイトルがまとわりつくような重低音と共に歌われていて非常に迫力があります。世界的に有名なアーティストの村上隆が手がけるアニメーションPVも必見です。(4.0/5.0)

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5.all the good girls go to hell

他の楽曲と比較すると割と淡々と歌われており、歌詞の内容を味わいやすい一曲。「良い娘はみんな地獄行き」というタイトルが目を引きますが、歌詞の内容は宗教に言及したなかなかに難解なものとなっています。別に「リア充爆発しろ!」みたいな浅い内容ではないです笑。(2.5/5.0)


6.wish you were gay

こちらもタイトルから内容が気になりそうな一曲。振り向いてくれない男性に対して「あなたがゲイだったら諦めもつくのに」と嘆く内容になっています。ことわざや気の利いた言い回しも含めて1〜12の数を歌詞に散りばめて歌われており、その見事さが個人的にかなりお気に入りの一曲。(3.5/4.0)


7.when the party’s over

パーティーから帰る時に恋人?の男性に電話をかけても繋がらず一人寂しく帰るという内容。MVはBillieがコップに入った真っ黒の液体を飲み干し、直後に真っ黒な涙を流すという衝撃的な内容となっています。地味に先行シングルとしてHot100に残り続け、現在滞在22週目(そこそこ長い)にして39位。個人的にここからの粘りに期待しています。(2.5/5.0)

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とりあえず今回は前半の7曲をレビューしてみました!後半についても近日中に書きたいと思っています。"bury a friend"などの注目楽曲もあるのでぜひお楽しみに。

 

ではでは。