黒猫の音楽くらぶ

音楽を聴くことが大好きな医学生。音楽以外に日常の話とかもするかも。

今おすすめの洋楽はこれだ! 〜洋楽デビュー編〜 (2019/2/25現在)

こんばんは。かものはしです。

 

今日の午前中にMaroon5のライブレポートを書かせていただいたのですが、今日一日だけでも思ったより多くの方に読んでいただけてて本当に嬉しいです。これからもお時間ある時はぜひお立ち寄りください。

 

さて、今回は「洋楽に興味はあるけど最近のヒット曲は全くわからないな。どこから手をつけようか…」という方に向けて、かものはしが最近ヒットしている洋楽5曲をご紹介します。色々なジャンルを集めてみたので、きっとお気に入りの一曲が見つかるはず。

 

それでは、どうぞ!

 

High Hopes / Panic! at the Disco

Panic! at the Discoのアルバム"Pray for the Wicked"からの一曲。キレの良いBrendon Urieヴォーカル、「逆境の中でも希望は高く持て」という前向きなメッセージもさることながら、バックの力強い管楽器の音もこの曲の大きな魅力になっており、万人に勧められる一曲だと思います。MVはBrendon Urieがビルの壁を重力に逆らって歩きながら登っていく、という内容になっておりなかなか面白いです。

2019/1/26付のHot100(Billboard集計の、USで最も権威のある音楽チャート)で4位に到達した他、前向きな歌詞がラジオにぴったりということもありラジオチャートではなんと2019/3/22付チャートまで14週連続1位。まだまだ記録を伸ばしていくかもしれません。

Panic! at the Discoというバンド自体、Top10ヒットは"I Write Sins Not Tragedies"以来12年ぶりであったり、現在の正式メンバーはヴォーカルのBrendon Urieただ一人などとなかなか苦労してきたバンドなので、この曲のヒットは本当に見ていて嬉しい限り。

 

Girls Like You / Maroon5 feat. Cardi B

"Red Pit Blues"からの一曲。もともと収録されていたのはCardi Bが参加していないバージョンだったのですが、シングル化に際してCardi Bをフィーチャリング。現在No.1女性ラッパーであるCardi Bの軽快なラップが入ったことで、さらに魅力が引き上げられた一曲となったように感じます。

MVには20を超える女性有名人が出演しており(昨年Havanaで有名になったCamila Cabelloなど)、非常に眼福なものになっています笑。それが奏功したのかHot100では7週1位、Top10滞在週はなんと歴代1位の33週!実に8ヶ月もの間Top10に居座っていたことになりますね。MVは現在19億に迫る回数再生されており、力を入れたMVの効果は十二分であったことがわかります。

 

Happier / Marshmello feat. Bastille

今ポップスとEDMとを融合させた曲作りをするDJの中ではZeddと並んで最も勢いのあるDJの1人、Marshmelloプロデュースの一曲。サビでは

"I want to be happier"( あなたにはもっと幸せになってほしい)

と繰り返し歌われていますが、そのためには

"Know that means I have to leave"(僕はあなたの前から去らなきゃいけないんだ)

というやや悲しい内容となっており、BastilleのヴォーカルDan Smithの哀愁漂うボーカル、Marshmelloの作る明るいけれどもこれまたどこか物悲しいサウンドと合わさって聞く人の心に残る一曲になっていると思います。

 

Sicko Mode / Travis Scott

"Astroworld"からの一曲。5分超えとなかなか長いですが、客演表記こそされていないものの昨年も"God's Plan"でUS年間1位を獲得した、今最も人気と言っても過言ではないラッパーDrakeがかなりの長さを担当していたり、2回曲調をガラリと変えることで飽きさせない作りになっていると思います。ビデオはシュールを極めた内容となっておりこちらも一見の価値あり。

その甲斐もあってかHot100のTop10としては2019/3/2付のチャートまででラップ曲として史上最長となる29週目の滞在を果たしており、まさに音楽史に名を残す一曲となっています。

かものはしは初めて聞いた時にはなんかよくわからん曲だなというくらいの感想しか持たなかったものの、じわじわお気に入りになっていき今ではよく聞いています。何度も聞くことでクセになるタイプの一曲ですね。

 

Without Me / Halsey

The Chainsmokersの"Closer"でフィーチャリングされて一躍有名になったHalseyの一曲。自身とラッパーG-Easyとの破局について歌われていると考えられている一曲で、サビの

"Thinking you could live without me"(あなたは私がいなくても生きていけると思う)

という部分で悲痛な感情が吐露されており、共感を集めたように感じます。頭蓋骨とそれにとまっている蝶が描かれたジャケットは、色彩豊かでおしゃれであると同時に、Halseyの心の様子を描いているようにも思えます。

Hot100では1位も獲得し、2019年年間チャートでも1位の有力候補となっています。ちなみにここ5年の年間チャート1位に輝いた曲は以下の通り。またこれらの曲についてもコメント記事を書きたいな、と思ってます。

2018 God's Plan / Drake

2017 Shape of You / Ed Sheeran

2016 Love Yourself / Justin Bieber

2015 Uptown Funk / Mark Ronson feat. Bruno Mars

2014 Happy / Pharrell Williams

God's Planは日本での知名度は微妙かな…とも思う反面、Shape of YouやUptown Funk、Happyなど日本でもCMに起用されているような曲が多いですね。

昨年"Lucid Dreams"でブレイクしたJuice WRLD(ジュース・ワールド)を迎えたリミックス版もあります。そこまで売れている印象ではないものの、かものはし的にはこちらもなかなかお気に入りです。

以上5曲、いかがだったでしょうか。

この記事を読んで洋楽にさらに興味を持ってくれたあなたへ、もう少しディープな洋楽紹介のページも近日中に掲載予定ですのでお楽しみに!また、ご自分でBillboardチャートをのぞいてみるのもなかなか楽しいですよ。

 

Billboard Hot100にご興味がある方はこちらから。

www.billboard.com

 

ではでは。

 

 

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今回ご紹介した5曲の中ではこのArtworkがベストかな、と思います。